茶芸師のつれづれ

年末年始を振り返って

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2016年の年末から2017年の年始にかけて、今までになかったことが起きました。

それは起き上がれない程の「体調不良」です。 年齢的にも成人式を2回終えていますので、そろそろ色んなところをメンテナンスしないと後々怖いことになる年代です。
ベッドで横になりながら、色んなことを考えました。 ぎっくり腰とか原因がよくわからない発熱とか、体調不良の理由は幾つかありまして、本人的に一番きつかったのは「副鼻腔炎」による鼻づまり。 中国茶の魅力と個性を際立たせているのは「お茶の香り」です。 鼻が詰まっているせいで、その香りが全く(分かったとしても通常の1割程度しか)分からないので、必然的に味もしないのです。

そこで思ったことがありました。

イメージの中で幾ら茶芸の稽古を重ねてお茶を味わったとしても、それは現実のものと違います。 実際にお茶の香りを確かめて味わうことで、「ああ美味しい」と感じることであったり、「もっとこのお茶のことを知りたい」という知識欲が湧いて来たりしますが、私に取ってそれは「体」があってこその話なのです。 ベッドで横になっている間も歴史書や専門書を読んでいましたが、なんかね、ちっとも頭に入らないのですよ。

心は「学びたい」と願うのに、身体が動かない。

つまるところ健康のありがたみを痛感したわけですが、思いもかけずスピノザの哲学を思い出したりして、改めて「自分との対話」の大切さも皆様にお伝えしたいと、そんなことを感じた2017年の年のはじめでした。

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