The history of tea 茶芸師のつれづれ

「煎」じる茶と煎茶

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BSジャパンで現在放送中「琅琊榜(ろうやぼう)―麒麟の才子、風雲起こす―」にハマっています。 中国の南北朝をモデルにした架空のお話だそうですが、全く架空というわけではなく、歴史に沿いつつ・・・という体をとっているようなので面白いです。 中国の歴史ドラマは圧巻のものが多いですね。ストーリーがとても重厚です。

例えば都の名前。ドラマでは「金陵」となっていますが、この地がそう呼ばれていたのは南北朝よりはるか以前。秦の始皇帝の頃です。

始皇帝がこの地に巡幸してきた際のこと。「この地に王者の気がある」と言われ、それに怒って地形を無理やり変えてこの地の気を絶とうし、また名前も金から秣(まぐさ)の秣陵県と改称していると言われていますので、「金陵」では辻褄が合わないとか、一部重箱の隅をつつける話は出てきますが、(^^;)。

当然、茶を飲むシーンも多く出てきますが、現代とは当然飲み方も異なります。
南北朝の頃、人々がどうやってお茶を飲んでいたかというと・・・。「煎じて」飲んでいました。 ドラマの中では「煎じる」シーンそのものは出て来ませんが、煎じた茶を飲んでいるんだろうなと容易に推察できる飲み方をしています。 蓋碗を使っていないのはモチロンのこと。

さて、ここからが本題! 中国では、煎じる⇒点てる⇒淹れる の順でお茶の飲み方が変遷していきました。 そして、日本のお茶でも「煎茶」があります。 私・・・恥ずかしながら・・・「煎じてないのに?」って不思議だったんです^^;。 日本茶の「煎茶」は栽培方法だと知ったのは随分後になってからです。

いやあ、人間幾つになっても知らない事が出てきます!

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