Tip on learning Chinesetea

お茶のカテキン類と「がん」

投稿日:

今月7日、東京の国立がん研究センターにご在籍の木村綾さんを講師にお招きして、「お茶のカテキン類ってがんに効くの?」というテーマの茶話会を行いました。
ええ、文字通り「お茶」と「お話」です。 メインテーマの綾さんのお話前に、私が「そもそも中国茶ってどんなお茶?」というところから、ちょっと変わった(ややマニアックな)烏龍茶3種を淹れて参加された皆様に味わって頂きました。

dsc_1612
用意したお茶は、鳳凰単叢の抽湿鴨屎香、岩茶の夜来香、南投県の冬片高山茶の3種。

dsc_3354
あ、ホワイトボードでは「抽出鴨屎香」と書いてますが、正しくは抽湿鴨屎香。 ボードの隅に書いているので写っていませんが、「お茶に含まれるカテキンって1種類じゃないんですよ~」という話をしているところです。

dsc_3337
「中国茶と烏龍茶ってどう違うのですか?」「烏龍茶とプーアール茶って同じものじゃないの?」等々、皆さんが中国茶について不思議に思ってらっしゃることを図を使って解説中。  元々、綾さんにオファーを出したきっかけというのが、お茶の効果効能に関する割と最近の知見を集められた研究書を読んでいた時のことでした。 お茶が発がんを抑制する云々・・・ということは、私が中国茶講師として活動を始めた頃、既に言われていた一方で、そこから10年経っているのにも関わらず、進化を読み取る事が出来なかったため、です。 「あれれ?」と思ったものの、門外漢な私がどうこう調べるのは時間が掛かり過ぎる。 そこで、国内のがん研究・治療の第一線で日々仕事をしている専門家に! という流れでした。

dsc_3386
さすが本職! そもそも「がんって何?」というところから素人にも分かりやすい例を用いて、「がん」の定義や「がん」と「癌」の違い(全く同じじゃないそうです。知ってました?)、そしてがんが進行するとどうなるのか・・・という、深い部分まで教えて頂きました。 参加された皆様からも大満足のお声があがり、主催者冥利に尽きますです。

dsc_3422
最後に、緑茶を飲むことと死亡リスクの相関関係までご説明頂きましたが、個人的には緑茶を沢山飲む女性の「外因死」のリスクが減らせるという点でツボ。 お茶の講師として思うのは「ちゃんとお茶を淹れて飲む」ことの恩恵が数値化された、と受け取るわけです。 単に喉の渇きを潤すだけならば、水で充分。 「何のためにお茶を飲むのか」という問いに対する答えは、十人十色でしょう。 しかしそこにある共通点は「幸福」「安心」「満足」「充足」等のキーワードが当てはまるのではないかと。 むしろ、そうあるべきと改めて感じた時間でした。

ご参加頂いた皆さん、綾さん、ありがとうございました! また次回違うテーマで企画しますので、今回のがした方は次回ぜひどうぞ(^-^)

広告




広告




-Tip on learning Chinesetea

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事

03244x

お茶なのに〇〇です。

前回の記事では、「お茶の名前は『産地』+『茶葉の形状』で付けられるものが多いですよ」というお話をしていますが、烏龍茶の場合は「お茶なのにその名前デスカッ!」と思わずツッコミを入れたくなるものが存在しま …

no image

お茶と砂糖は歴史を動かす!?

皆さんは「歴史」、お好きですか? 私が学校に通っていた頃はイイクニ(1192)作ろう鎌倉幕府だったのが、今はイイハコ(1185)に変わっているそうでそういや徹夜で年号覚えていたのに、大人になってさっぱ …

KIMG0699

これぞ台湾烏龍茶! 凍頂烏龍茶

台湾烏龍茶「凍頂烏龍茶」の茶殻です。 こうやって飲んだ後の茶殻を見ると、自分がどんな(状態や品質の)お茶を飲んだのか大体分かります。 しかもこれは自分用のストックで、わざと数年間放置していたものですが …

DSC_1483

美味しくお茶を淹れるには〇〇を使うと素敵♪

美味しくお茶を淹れるには、必要不可欠な事があります。 何だと思いますか? 温度? 良い茶葉を選ぶこと? 抽出時間? 茶器? 全て正解ですが、もっとも私が重要視することは「五感を使う事」。 お茶を淹れる …

DSC_1555

中国茶は茶器がないと淹れられませんか?

中国茶講師として活動開始した頃から、お茶や茶器に関して色々なご質問にお答えしていますが、必ずと言ってよい程「はじめまして」の方から出てくる質問が今日のタイトルです。 もちろん、こういった茶器セットがあ …

【スポンサー】

人気ブログランキング

ノベルティや販促品をお探しの方は・・・


@siyong_ka

アーカイブ

記事カテゴリー