Tip on learning Chinesetea

お茶のカテキン類と「がん」

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今月7日、東京の国立がん研究センターにご在籍の木村綾さんを講師にお招きして、「お茶のカテキン類ってがんに効くの?」というテーマの茶話会を行いました。
ええ、文字通り「お茶」と「お話」です。 メインテーマの綾さんのお話前に、私が「そもそも中国茶ってどんなお茶?」というところから、ちょっと変わった(ややマニアックな)烏龍茶3種を淹れて参加された皆様に味わって頂きました。

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用意したお茶は、鳳凰単叢の抽湿鴨屎香、岩茶の夜来香、南投県の冬片高山茶の3種。

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あ、ホワイトボードでは「抽出鴨屎香」と書いてますが、正しくは抽湿鴨屎香。 ボードの隅に書いているので写っていませんが、「お茶に含まれるカテキンって1種類じゃないんですよ~」という話をしているところです。

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「中国茶と烏龍茶ってどう違うのですか?」「烏龍茶とプーアール茶って同じものじゃないの?」等々、皆さんが中国茶について不思議に思ってらっしゃることを図を使って解説中。  元々、綾さんにオファーを出したきっかけというのが、お茶の効果効能に関する割と最近の知見を集められた研究書を読んでいた時のことでした。 お茶が発がんを抑制する云々・・・ということは、私が中国茶講師として活動を始めた頃、既に言われていた一方で、そこから10年経っているのにも関わらず、進化を読み取る事が出来なかったため、です。 「あれれ?」と思ったものの、門外漢な私がどうこう調べるのは時間が掛かり過ぎる。 そこで、国内のがん研究・治療の第一線で日々仕事をしている専門家に! という流れでした。

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さすが本職! そもそも「がんって何?」というところから素人にも分かりやすい例を用いて、「がん」の定義や「がん」と「癌」の違い(全く同じじゃないそうです。知ってました?)、そしてがんが進行するとどうなるのか・・・という、深い部分まで教えて頂きました。 参加された皆様からも大満足のお声があがり、主催者冥利に尽きますです。

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最後に、緑茶を飲むことと死亡リスクの相関関係までご説明頂きましたが、個人的には緑茶を沢山飲む女性の「外因死」のリスクが減らせるという点でツボ。 お茶の講師として思うのは「ちゃんとお茶を淹れて飲む」ことの恩恵が数値化された、と受け取るわけです。 単に喉の渇きを潤すだけならば、水で充分。 「何のためにお茶を飲むのか」という問いに対する答えは、十人十色でしょう。 しかしそこにある共通点は「幸福」「安心」「満足」「充足」等のキーワードが当てはまるのではないかと。 むしろ、そうあるべきと改めて感じた時間でした。

ご参加頂いた皆さん、綾さん、ありがとうございました! また次回違うテーマで企画しますので、今回のがした方は次回ぜひどうぞ(^-^)

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