茶芸師のつれづれ

お茶にも「目の保養」専門が!?

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高価でユニークなお茶のひとつとして有名なものが、この君山銀針(くんざんぎんしん)です。君山銀針
見るからに茶柱たちまくりで何とも縁起の良さげな見た目をしています。 中国伝統十大銘茶のひとつとしても有名で、とにかく手間のかかるお茶ですから生産量も少ないです。
良質な君山銀針を手に入れるのも苦心しますし、手に入ってもフレッシュなうちに皆さんに飲んで頂くのも一苦労です。 何故ならば、味もユニーク過ぎて一般的に日本人が思い描く「美味しいお茶」とはかなり系統が違うので、中国茶を飲みなれた人にしか出せないのです。 あっ、「勿体ないから出さない」のではありませんよ。

上にも書いていますように君山銀針は高価なお茶ですし、私の写真では伝えきれてないのが残念ですが、グラスで淹れたときの見た目の美しさは素晴らしいものです。ですから、「きっと美味しいに違いない!」と期待値が高まりますよね。 そもそも人が「美味しさ」を感じる時ってどんな時でしょう。 五感全てを使って、その総合的なバランスで「美味しい」と感じると、私は考えています。 なので、特にこの君山銀針の場合は、希少価値の高さや見た目の美しさで「期待値」がぼんっと跳ね上がってしまうのではないかなーと、数名の中国茶初心者の方からの意見を聞いて、思うようになりました。

ある意味ね、テレビの画面で見目麗しい芸能人の方を眺めるようなものかも知れません(^^;)。 お茶に違いはないのですが、普段慣れ親しんだものとは少しタイプが違う「君山銀針」。
目の保養をしたい方向けのお茶かも知れません。 慣れないと飲みにくくて仕方ないですし・・・(汗)。

中国茶の場合は、価格と美味しさは切り離した方が良いことを、もしかしたらこのお茶は教えてくれているのかも知れませんね。

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